関東では米俵を模して俵型に、関西ではキツネの耳に模して三角形にするのが主流
東日本では酢飯だけを詰めるのに対して、西日本では具材の入った、五目ちらし寿司を中に詰めることがあり、「五目稲荷」と呼ばれることもあり、関東では米俵を模して俵型に、関西ではキツネの耳に模して三角形にするのが主流です。
★手作りポイント!
※すし飯
・飯が熱いうちに合わせ酢をふりかけ、うちわであおぎながら切るようにして混ぜることが大切で、余分な水分が飛んで、飯の表面が引き締まり、つやつやと光ってきます。
・すし桶は木製がgood!飯の水分をほどよく吸ってくれ、すし飯のべたつきを防ぎますが、使う前に、水を入れて30分置いてから水を捨て、内側をかたく絞った布巾でふいてから使うとご飯がくっつきません。
※油揚げ
・油揚げの上を菜ばしを転がすようにすると袋状に開きます。
・油揚げは油抜きをします。
◆材料(4人分)
※すし飯
・米・・・カップ4、・昆布だし・・・カップ4〈昆布10センチ、水カップ41/2〉、・酒・・・大さじ2
※合わせ酢
・酢・・・カップ1/2、・砂糖・・・大さじ5、・塩・・・大さじ1/2、・油揚げ・・・12枚、・ニンジン・・・中1/4、・干ししいたけ・・・2枚、・ダシ汁・・・カップ4、・砂糖・・・大さじ4、・酒・・・大さじ3、・しょうゆ・・・大さじ6、・さやえんどう・・・8枚、・黒いりゴマ・・・大さじ1、・紅ショウガ・・・適宜
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◆下ごしらえ
※すし飯を作ります。
1.米は炊く30分〜1時間前に洗って水気を切ります。
2.炊飯器に1の洗い米、昆布だしカップ4、酒を入れて普通に炊きます。
〈昆布だしのとり方〉
◆材料(4カップ分)
・こんぶ・・・10cm角1枚、・水・・・カップ41/2
◆ポイント!
・昆布は厚みがあるものを選び、横に切れ目を入れます。
・中火にかける(強火で早く煮出そうとすると味の出が悪くなります。)
・昆布はぐらぐら煮立てない(色が出て、味も悪くなります。)
◆下ごしらえ
・昆布は、固くしぼった布巾で表面の汚れをふき取ったあと、横に切れ目を入れます。
◆つくり方
昆布は水から入れて、沸騰直前に昆布を取り出します。
3.合わせ酢の材料を混ぜておきます。
4.油揚げの用意
油揚げの上を菜ばしをころころと転がし、油揚げを袋状に開き、油抜きして、2つに切ります(関東流なら俵型になるよう真ん中で、関西流なら三角形になるよう対角線に)。
〈油抜き〉
油揚げやさつま揚げなどにさっと熱湯をかけたり、湯通しして、表面の酸化した油を除きます。
5.具材を用意します。
・ニンジン・・・粗いみじん切りにします。
・干ししいたけ・・・ぬるま湯でもどし、軸をとって粗いみじん切りにします。
・さやえんどう・・・筋を取り、沸騰したお湯に塩少々で色よくゆで、粗いみじん切りにします。
・紅ショウガ・・・細く切ります。
6.油揚げと具材を煮ます。
A.だし汁を煮立てて、油揚げを煮、砂糖、酒を入れ、しょうゆは2回に分けて加えながら煮汁がほとんどなくなるまで煮含めます。
B.油揚げを取りだし、ざるにあげて汁気をきっておきます。
C.「B.」で残った煮汁にニンジンとしいたけを入れてさっと煮ます。
◆つくり方
1.ご飯が炊けたら、すし桶に移します。
2.ご飯が熱いうちに合わせ酢をふりかけ、うちわであおぎながら切るようにして混ぜます。
3.すし飯に煮汁をきったニンジンとしいたけ、さやえんどう、黒ゴマを加えて切るように混ぜます。
4.煮た油揚げに具を混ぜた酢飯を7分ぐらいに詰めます。
5.いなり寿司を盛り、紅ショウガを添えてかんせいです。
蒸す(むす)とは、水蒸気で食品を加熱する調理法で、調理の際、栄養を失わず、形も崩さないため素材を活かすことのできる料理です。
その一方で、調理途中に味付けができないため、あらかじめ食材に下味をつけておく必要があります。
蒸すときは蒸し器の温度が十分上がり、蒸気がしっかり立ってから入れるとよいです。
鶏肉や魚介類など淡白な味わいのものが向きます。
アサリの酒蒸し 材料 (4人分)
・砂出しアサリ・・・2パック(約300g)、・酒・・・大さじ4、・刻みネギ・・・大さじ4、・バター・・・20g、・しょうゆ・・・小さじ1
作り方
1. アサリは殻と殻をこすりあわせるように水洗いして、ザルに上げておきます。
2. 深めのフライパンにアサリを入れて酒を加え、蓋をして強火にかけ、口が開いたらアサリを器に取り出します。
3. 蒸し汁は網でこして半量になるまで煮詰め、バター、しょうゆを加えて溶かし、器に盛ったアサリに刻みネギを振り、蒸し汁を全体にかけます。
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